
少数派と思われていた性癖もいまではありきたりな物になりつつある。メガネフェチ、唾液フェチ、腋のニオイフェチなど数え切れないほどの性的嗜好に対応したDVDが販売されている事を見てもそれは分かる。
私の好みではないが、今の所まだ販売されておらず、それでいて売れそうな内容のフェチDVDは風俗嬢がマジ喧嘩をする様子を撮影したものではないかと思う。本当の喧嘩である事が望ましいのだが、それにこだわるといつまで経っても思った様な作品を撮る事が出来ないので、ヤラセでも構わない。
昔やっていた『ガチンコ』という番組をドキュメンタリーだと思い込んで見ていた人はかなり多いらしい。後になって出演していた塾生役の男性が「あれはヤラセだった」と暴露したことにより一般の人達にも真実が知られることになったのだが、エンターテイメントとは所詮その程度で、本気になって撮影するような類のものではないのだ。だが果たしてこのままでいいのか?
タイトルであるガチンコとは真逆の事を実際にはしていた訳で滑稽としか言いようがない。安易な番組制作には辟易する所だが、こんな状況だからこそ本当のガチバトルを風俗嬢にさせる価値があるのではと最近感じつつある。
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